国際ゲイカップルのアメリカ移住記✈️

〜日米国際ゲイカップルの米国移住までの軌跡〜

自己紹介

皆さん初めまして!この度ブログを始めることにしたサボテンです。

2023年の春に今のパートナーであるJ君と結婚してアメリカへ移住する為、これから少しずつ準備をしてく予定です!

今後、K-1ビザで渡米を予定している方々の少しでも役に立つブログとなるように頑張って更新していきます。

 

第一回目の今回は簡単に僕のことを紹介させてください。

プロフィール

  • 年齢:20代後半
  • 性別:男性
  • 趣味:海外旅行と寝ること
  • 職業:会社員

プロフィールだけだとTHE・凡人って感じですね笑

これだとサボテンがどんな人間なのか分かりづらいと思うので、本人が特定されない程度にもう少し詳しく書かいてみます!

 

 

〜幼少期〜

サボテンは保育園、小学校に通っていた頃は女の子の友達が多く、誕生日プレゼントにはシルバニアファミリーをねだっているような子供でした。

お兄ちゃんがラジコンやトミカに夢中になっている横で弟はシルバニアファミリーに夢中になっていました。

恐らく、この頃から母親は僕が一般的な男の子とは何か違うと気付いていたと思います。

 

小学校5年生くらいでクラスメイトの男の子に初めて恋をしました。その時は「恋」という感情すら理解できておらず、自分の中で何か気になるといった存在でした。

そして、この時期に我が家にスカパー!がやってきます。当時は毎日のようにディズニーチャンネルで放送していた子供向けシットコムを見ていました。

その中でも、サブリナ (テレビドラマ) - Wikipediaシークレット・アイドル ハンナ・モンタナ - Wikipediaが大好きでこれをきっかけに海外に興味を持つようになりました。

ハンナ・モンタナはYou Tubeで第一話が見られるので、興味のある方はぜひ見てみてください!

youtu.be

 

 

〜中学時代〜

中学生に入ると同級生や友達に片想いをするようになり、自分がゲイであることを自覚し始めました。

当時は「ゲイであることはいけないこと。自分だけがおかしな存在。」と思っており、もちろん誰にも相談することはありませんでした。

そればかりか、「自分は一生誰にもこの事は話さない。いつか女性と結婚して子供を持ち、一般的な男性として生きていく。」と漠然と思っていました。

 

一方で、多くの海外ドラマを通じて海外に対する興味がどんどん強くなり、一度でいいから行ってみたいと思い母親へ海外旅行を提案しましたが、

英語できないから無理。

とあっさり却下されました。そこで、「海外旅行に行けないのであれば留学するしかない!」と思い留学プログラムを提供する高校へ進学する事を決意しました。

 

 

〜高校時代〜

僕が進学した高校は1年間の海外留学が原則として義務付けられていました。

高校に入学して1ヶ月後、早速1ヶ月間の語学研修があり、生まれて初めて飛行機に乗り、生まれて初めての海外を経験しました。

 

そして人生初海外で一番最初に撮った写真がこちら↓

f:id:shunkadoonk:20220314190134j:image

トランジットで寄ったグアム空港のバーガーキングでサイズの大きさに驚き、当時持っていたガラケーで撮影しました。

今思い返すと他に撮るものあっただろ!って感じですね笑

 

そんなこんなで、初めての海外が大好きになり、その後約1年間現地の高校で留学を経験することになります。

 

それと並行して、当時のFOXチャンネルで新番組として放送していた

モダン・ファミリー - Wikipediaを見て衝撃を受けました。3つの家族を描いた30分のコメディドラマなのですが、その中に養子を育てているゲイカップルが描かれていました。それを見て、ゲイとして生きていく道が世の中にある事を知り、「海外ならありのままの自分として生きていける!」と希望を持つようになりました。

f:id:shunkadoonk:20220314195451j:plain

モダン・ファミリーに出てくるゲイカップル

また、ちょうど17歳になった頃に人生で初めて母親にカミングアウトをしました。直前までカミングアウトに対する恐怖と戦いながら、母親に「女子に興味がない。付き合っている男性がいる。」という事を伝えました。(両親は僕が小さい頃に離婚している為、父親とは交流がありません)

すると、母親からは、

あんたの人生だから別に好きに生きればいいんじゃない。

と言われました。生まれて初めて自分の中でつっかえていたものが外れたような気がしました。そこで、初めて自分と向き合う事を決め、生きたいように生きると思い始めました。

 

 

〜大学時代〜

大学に入っても海外への興味は留まることなく、留学生が多くいる外国語大学へ進学します。

そして、少しずつ周りの友達にカミングアウトをするようになり、それまでの「ゲイということがバレたらどうしよう」というヒヤヒヤした生活から抜け出し、真の自分で生きていくようになります。友達にカミングアウトした際、全員に言われたことが、

なんでもっと早く言ってくれなかったの?サボテンがゲイでも友達であることは変わらない。

でした。本当にいい友達に恵まれたんだなと。涙は出ませんでしたが、涙が出る思いでした!笑

 

また、この頃から少しずつ英語に飽きるようになり、スペイン語に興味を持ち始め後に南米へ1年間留学することになります。

 

〜社会人〜

外国語を活用でき、海外駐在ができる大手に絞って受けていました。と言っても3社くらいしか受けませんでしたが…

 

晴れて一部上場企業に入社をしましたが、まだまだ日本社会では同性愛者に対する偏見は根強く、会社では異性愛者のふりをして日々を過ごしていました。

飲み会の席では、「彼女はいるのか?」「どのような子がタイプなのか?」「なぜ誰とも付き合っていないのか?」などなど、おじさんはこの手の話が大好きです。

その場しのぎで、適当に答えていましたが常に心の中では「お前に関係ないだろ!!!」と思っていました笑

 

そんな日々を過ごしつつ、今のパートナーであるJ君と出会い、アメリカ移住を決意するに至りました。

 

長々となってしまいましたが、自己紹介は一旦こんな感じとさせて頂きます。ここまで書けばサボテンがどんな人間なのか少しはイメージが湧くかな?

 

次回は昨日始めたK-1ビザのプロセスについて簡単に書く予定です。

 

それでは、また次回!!!